woman creator bank

アフターサポート

ウーマンクリエイターズバンク

 ウーマンクリエイターズカレッジ「絵本の学校」では、卒業後は任意により、「ウーマンクリエイターズバンク」に「ウーマンクリエイター」として登録を行っていただき、チーム制でお仕事の案件を実際にやってもらうことが可能です(審査があります)。チーム制とする主な目的は、小さなお子さんをお持ちの女性ならではの緊急事態(急な発熱など、必要な際に託児環境が確保できない事態)に対応するためです。チームのメンバーは常に案件の進捗をシェアできるように、電話とインターネットを通して、情報共有をしていきます。

 その後、2~3年程度に渡り(個々のスキルレベルによる)、本部がお仕事案件を企業から受託し、ウーマンクリエイターの皆さんに依頼します。また、本部は、それぞれのチームを指揮・監督し、トラブルや品質の低下が生じないよう、厳重な注意を払います。そのため、ウーマンクリエイターの皆さんは、初めての仕事でも、怖れることなく受託することができ、発注側も安心して案件を依頼できます。

 育児中の女性は、たとえ高い能力を持っていたとしても、子どもの急な発熱や、時間の制約により、独身時代のように仕事をすることができません。ですが、ウーマンクリエイターズバンクのプラットフォームを活用することで、そのようなペナルティとも呼べる状況をクリアすることができます。

 たとえば、下の図のように、チームを組んで、同じチームの抱える案件はチームメンバーが常に共有しているので、aさんが「子どもが急に熱を出した」となれば、cさんが「その部分はわたしが代わりにできます!」と挙手し、フォローすることができます。いくら小さな子どもが発熱しやすいといっても、まったく同じタイミングでチーム全員の子どもが発熱するというリスクはひとりで請けるときに比べて格段に低くなるので、大抵の場合はこの方法でクリアできます。また、本部の指揮・監督者は、それらの状況を常に把握しているので、製作報酬はそれぞれのメンバーの貢献度に応じて、本部より振り分けることができます。また、チームメンバーが育児中である前提で、もしものときのことを想定して本部がスケジュールを組むので、メンバー同士が互いに相談し合って役割分担をすることも可能です。

 この仕組で、発注側は通常依頼と同程度の安心感で、女性の能力を活かした仕事を発注することができる、というわけです。